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Column 2024.11.21
12月1日は「地域防災の日」です 【その3 緊急地震速報について把握しておきましょう】
- 家具の移動や落下物から身を守るため、頭を保護しながら大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる
- 慌てて外に飛び出さない
- 料理や暖房などで火を使っている場合、その場で火を消せるときは火の始末、火元から離れているときは無理に火を消しに行かない
- 扉を開けて避難路を確保する
- 慌てずに施設の係員や従業員などの指示に従う
- 従業員などから指示がない場合は、その場で頭を保護し、揺れに備えて安全な姿勢をとる
- 吊り下がっている照明などの下から退避する
- 慌てて出口や階段に殺到しない
- 最寄りの階で停止させて、すぐに降りる
- ブロック塀の倒壊や自動販売機の転倒などに注意し、これらのそばから離れる
- ビルの壁、看板や割れた窓ガラスなどの落下に注意して、建物から離れる
- 落石やがけ崩れに注意し、できるだけその場から離れる
- つり革や手すりにしっかりつかまる
- 後続の運転手が緊急地震速報を聞いているとは限らないため、自動車運転中は、慌てて急ハンドルや急ブレーキをかけず緩やかに速度を落とす
- ハザードランプを点灯して周りの車に注意を促し、道路の左側に停止する
いつ、どこで発生するか分からないのが地震です。
今回は巨大地震をいち早く知らせてくれる「緊急地震速報」についてご案内します。(以下、政府広報HPからの参照です)
気象庁では、地震による強い揺れが来るときには「緊急地震速報」を発表しています。この情報を見聞きしたときは、素早い判断で身を守る行動をとることが大事です。
①「緊急地震速報」とは?
地震は突然襲ってきます。
ですが、大きな地震が起きたと知ってから実際に激しく揺れ始めるまでに、せめて十秒の時間があれば、頭を守るなどとっさの対応をとることで、大地震の被害をいくらかでも減らすことができるでしょう。
緊急地震速報は、大きな地震が発生したときに、地震の発生直後に地震計でとらえた観測データを素早く解析して、震源や地震の規模(マグニチュード)、予想される揺れの強さ(震度)を自動計算し、強い揺れがくることを事前に知らせる警報です。また、観測点に強い揺れが到達し、周辺地域にも強い揺れが来ることが予想される場合は、その旨あわせてお知らせします。
(資料:気象庁)
緊急地震速報は、最大震度5弱以上の揺れが予想されるときに、震度4以上の揺れが予想される地域に対して発表されます。また、令和5年(2023年)2月1日からは、長周期地震動階級3以上を予想した場合にも緊急地震速報が発表されます。
緊急地震速報は、気象庁の発表を受けて直ちに各地方自治体に設置してある防災行政無線や、テレビ・ラジオのほか、携帯電話(スマートフォンを含む)の「緊急速報メール」などで伝えられます。
②緊急地震速報を見聞きしたときにとるべき行動は?
緊急地震速報が発表されてから地震の強い揺れが来るまでは、長くても十数秒から数十秒しかありません。その短い間に何ができるでしょうか。
緊急地震速報を見たり聞いたりした際には、周りの人に声をかけながら、「周囲の状況に応じて、速やかに慌てずに、まず身の安全を確保する」ことが重要です。
地震が発生したときの適切な行動は、そのとき、その場所に応じて異なります。日頃から、いろいろな場所で地震が起こったときのことをイメージし、「今、ここで、緊急地震速報を聞いたらどう行動すべきか」を状況に応じて考える習慣をつけましょう。
ご参考までに、緊急地震速報を見聞きしたときにどのように行動すればよいか、下記に例を挙げます。
<緊急地震速報を見聞きしたときの行動>
1.家庭で屋内にいるとき
2.人が大勢いる施設(大規模店舗などの集客施設)にいるとき
3.エレベーターに乗っているとき
4.屋外にいるとき
5.山やがけ付近にいるとき
6.鉄道・バスに乗っているとき
7.自動車運転中
★緊急地震速報を見聞きしても、そこで慌ててしまうと適切な対応ができません。緊急地震速報を活用して、いつ、どこにいても落ち着いて身を守る行動をとれるようにするためには、実際に体を動かす訓練をしておくことも重要です。
参考:気象庁HP「緊急地震速報を見聞きしたときは」👇Ctrl+クリック
https://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/koudou/koudou.html#oto